こんにちは。水口結貴です。

今日は、スーラの「グランドジャッドの日曜日」を紹介します。

●「点描画」の創始者

ジョルジュ・スーラは「点描画の創始者」、と言われています。
スーラは、1859年、パリの裕福な中産階級の家庭に生まれました。

点描画は、色を分割するので「分割主義」とも言われます。そのほか、印象派の理論をさらに推し進めていることから「新印象派」とも呼ばれてます。

スーラグランドジャッドの日曜日(wikiコピペ)20160930


画像は、Wikipediaより

スーラは、1884年「グランド・ジャット島の日曜日の午後」の製作を始めました。
そして、1886年、「第8回印象派展(最後の印象派展)」に出品され、話題となりました。

●約50人を「点描で描き出す」

「グランド・ジャット島の日曜日の午後」には、約「50人」もの人間が描かれています。
こんなに大勢の人を「点描で描き出す」。
その作業を思うと、気が遠くなります。


●人がたくさんいるのに「静寂」


「グランド・ジャット島の日曜日の午後」には、多くの人間が描かれています。
しかし、その「画面全体」」からは「静けさ」が感じられます。

この絵に漂う「幸福感」というか「安心感」。
描かれた人物が感じている「嬉しさ」や「喜び」。

そんなものを感じて、忘れられない1枚になりました